
ママが死んだらどうしよう…
死ぬのが怖い…
子どもにこんなことを言われたら、あなたはどう感じますか?
- 「そんなこと考えなくていいよ」と焦る
- 「大丈夫だよ」と安心させようとする
- 「どう返せばいいの?」と悩む
わたしも、当時4歳の娘が突然こう言ったとき、ビックリして固まってしまいました。
どう答えるのが正解か、正直わからなかったんです。
もちろん、子どもを安心させることは大切。
ですが、娘と関わるうちに、安心させるよりもっと大事なことがあると気づいたんです。
それは、不安な子どもの心を置き去りにせず、その気持ちを受け止めること。
たとえば、



怖いよね
どうしよう…って思うよね
と、共感の言葉をかけてあげる。
そばに寄り添ってあげたり手を握ったりすることで、言葉以上の共感が伝わることもあります。
「不安をなくす」のではなく、「不安なままでいい」と伝える関わりが大切!
そうすることで、子どもは「このままの自分で大丈夫なんだ」と潜在意識(無意識)レベルで学ぶことができます。
将来的にも、無理に不安を消そうとするのではなく、その気持ちと上手につき合う力が育まれるのではないでしょうか。
こんなことを書いています♡
- なぜ子どもはママの死を怖がるの?
- そのとき、どんな言葉が子どもの心に届くの?
- 実際に娘が落ち着いた我が家の声かけ実例
否定せず子どもの気持ちを受け止めることは「不完全なあなたのままでいい」というメッセージを伝えることです。



「どう返せばいいの?」と悩んだら、ぜひ最後まで読んでみてください
「ママが死んだらどうしよう」なぜ言う?


4歳の娘がこう言ったのは、忘れもしない4歳誕生日当日です。
「おめでとう~!」と祝福ムードの中。
突然「ママが死んだらどうしよう」としくしく泣きだしました。
今考えたら、年を重ねることから『死』をイメージしたのでしょう。
実は、未来への不安は子どもの大きな成長の証です。



どういう意味?
生まれてすぐの赤ちゃんは『今』しか概念がありません。
ですが、4歳頃になると世界には『過去』と『未来』があることに気づくのです。


そして、命には限りがあることにも気づき始めます。
「未来は想像できない!だかから不安!」なんですよね。
未来の概念を覚えたという自然な成長段階です!
子どもにとって養育者である母親がいなくなることは、自分の命を脅かすほどの恐怖なのです。



わたし自身も幼い頃、母親の死を想像して泣いたことがあります
「ママが死んだらどうしよう」と泣くのは、ママが大好きなサインでもありますね♡
※「ママが死んだらどうしよう」という不安感の強弱には個人差がありますので、言われないからといって愛情不足ではけっしてありませんよ!
「ママが死んだらどうしよう」への対応


母親の死を不安がるのは自然な成長段階とはいっても、どう返してあげればいいか迷いますよね。
大切なのは『安心させるより先に不安な気持ちを受け止めること』です。
- 不安な気持ちを受け入れる
- 「死なないよ」と言い切る
- 親の体験談を話す
- 死後の世界を想像してみる



ひとつずつ説明していきます
不安な気持ちを受け入れる


「そっか、不安になったんだね」
「そうだよね、怖い気がするよね」
まず、不安な気持ちを無理に変えようとせず、不安なまま受け入れることが大切です。
なので、「ママが死んだらどうしよう」には、「不安なんだね」「怖いんだね」と気持ちを言語化してあげてください。
「大丈夫だって!怖くないよ!」と無理に安心させようとすると、子どもの不安な気持ちは置き去りになってしまいます。
不安を感じることは悪いことではありません。
「不安のままでいいんだよ」
「そう感じるのは仕方ないよ」
と伝えることは、不完全なあなたのままでいいという強力なメッセージ!
ネガティブな感情も含めて自分を受け止められる自己肯定感を育むことができます。
「死なないよ」と言い切る


「ママは死なないよ」
「親というものは先に死ぬのが多いから…」と真実を話したいところですが…
子どもが欲しいのは、「ママは死なないよ」という言葉です。
「ウソや不確かなことは言いたくない!」という方は、「今は死なないよ」という言葉にしてもいいかもしれません。
親の体験談を話す


「ママも小さいとき怖くて泣いちゃったことあるよ」
「ママはもう大人だけど同じ気持ちになることがあるよ」
「大好きなパパやママも同じ気持ちになるんだ!」というのは、子どもにとって新鮮な発見です。



正直、死を想像して怖くなるって大人でもあります!
それに、「同じ気持ちの人がいる」と思えると心が軽くなるってこともありますよね?
親の気持ちも素直に話してあげることが、親子の信頼関係を作ります♡
死後の世界を想像してみる


「天国では会いたい人にいつでも会いに行けるんだって」
「死んでも心の中にずっといるんだよ」
どんな人でも未知や不確かさは怖いもの。
死んだ後の世界を想像して、少しでもポジティブなイメージを伝えられるといいですよね。
わたしは、トム・ハンクスが映画のインタビューで、、



「天国に行ったときは神様に、『ここでは会いたい人にいつでも会いに行けるよ』と言ってほしい」
と答えているのを見て衝撃を受けたことがあります。←なんの話。笑
死後の世界がどんなところだったら素敵かを親子で話し合う機会を持つのもいいかもしれませんね。
「ママが死んだらどうしよう」への関わりと効果【実例】


前章でお伝えした声かけをしていくうちに、娘の気持ちはしだいに落ち着いてきました。
保育士さんに教えてもらったのですが、娘がこんなことを言っていたそうです!



死ぬって怖いけど、ママも怖いと思うことがあるんだって!
でも天国では会いたい人に会いにいけるんだよ。
それに心の中にずっといられるんだって。
怖いという気持ちを受け止めつつ、過度な心配は手放したようです。



なんて素直!(拍手)
不安な自分がいることに気づき、その気持ちの受け止め方を自分で探しているんだ!
と思うと、そんな娘が尊くて、「不安な気持ちをありのまま感じていいよ」という関りは間違っていなかったと学びました。
効果的だった意外な声かけ





不安を受け止めるのが大前提なのですが!
意外にも実際に娘に効果的だった声かけがあります。
それは…『遊び心を入れてみる!』
こんなふうに言ってみました!
「ママはミュウ(娘)の心にずっといつづけるからケンカになるかもね。
ミュウが『ジュース飲みたいなぁ』って思っても、心の中のママが『コーヒー飲みたい!ヤダヤダ!』って言うかもよ。
『もう出て行って』って言ってもずっといるからね(笑)」
これが効果絶大でして、娘は大笑いでした。



ママ~心にいつづける話して~
と、何度も何度もリクエストされました。笑
不安な気持ちを受け入れた後は、こんな楽しい想像話につなげるのもいいのかもしれません♡
息子の「恐竜が怖い!」に効いた声かけ


完全に余談ですが…息子が2歳のときには寝るときに、



ドアから恐竜来る!こわい!!
と言って泣きそうになることがありました。
そのときも、不安を受け止める声かけの後に楽しい雰囲気を作るのが効果的でした!
「じゃあママとミュウ(姉)と一緒にガブリと飲み込まれよう!
恐竜のお腹で美味しい物食べて遊んで暮らして楽しいだろうね~♡」
こんなお話をすると笑顔になって、次の日もそのお話をねだられました。笑
深刻にならずにユーモアを入れてみるというのもいいものです。



ぜひ、やってみてください!
「ママが死んだらどうしよう」まとめ


現在、娘は6歳。先日もわたしの誕生日に、「ママが死んだらどうしよう」と泣いていました。



そこで、娘が4歳だった頃のことを思い出して記事にしてみました
どうやら誕生日を迎えると『死』を連想するようです。
2年たった今でも、不安を素直に口に出してくれる娘がすばらしいなと感じています。
やっぱり、「不安も大切な感情の一部」として受け止めてあげることが重要。
そのうえで、子どもの心が楽になるような言葉もかけていきたいですね。
「不安な自分もいていい」と学ぶことで、ネガティブな感情と上手につき合える子を育てていきたいです♡



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